熱中症になる原因は、身体の熱を上手く放出することができずに体内温度が高くなることから症状がでます。
そのため、熱中症になったら、涼しい場所に移動して、身体を冷やす必要がありますので、そのポイントをまとめています。
熱中症になってしまった時は体温を下げることが重要
体温調整がうまく出来ずに、体温が上がり熱中症になってしまったら、軽度でも重度でも応急処置を正しく迅速に行うことが大切になります。
熱中症の疑いがあるなら、涼しい場所に移動してあおむけに横に寝て、身体の熱を排出できるように服を緩めてあげます。
横に寝たら、脳への血流が良くなるように、足の下にカバンや台を置いて足先を高くします。
手足の指先から中心に向けてマッサージするのも有効です。
顔が赤く火照っていて、言動がおかしい時は、意識障害の前兆なので、すぐに身体を冷やす必要があります。
濡れたタオルを当てて、うちわや扇風機で風を送ると、気化熱による熱の放出を促す効果があります。
衣服を緩めて、身体を冷却するための7つのポイント
衣服を緩める
- 首元や胸元を緩めましょう
- ウエスト回りのベルトなどを緩めて通気を良くしましょう
- 脳への血流を良くするため足を高くしましょう
身体を冷やすポイント
- うちわや扇風機などで風を送りましょう
- 首、脇の下、足の付け根など太い動脈や静脈のある箇所を氷や保冷剤で冷やす
- 水やスポーツドリンク、経口補水液を口に含ませたり、水を肌に吹きかけると熱の放散になります
- 身体を冷やす際に、ぬらしたタオルや冷たいペットボトルを使ってもいいです