夜眠れない日々が続いていたり、不眠症のときには寝室の環境を整えることで気分を変えてみると自然に眠ることできるかも知れません。今まで、寝るときに平気だったことが何かをきっかけに睡眠の質を低下させたり、邪魔したりすることがあります。眠れないときに眠くなる方法として、寝室の環境を整えて気分を変えてみる方法をお伝えします。

質の良い睡眠を取るための寝室環境５選

睡眠時間を削ってでも働いたり、勉強したりする人が多くいます。でも、睡眠は人間の体にとって必要な働きをします。

・疲れを癒やす
・免疫力を高める
・体の機能を回復する

といった働きが睡眠にはあります。働いたり、勉強したりして脳を使うことが多いですが脳の疲労は寝ないと回復しないと言われています。眠れないときが続いたり、睡眠不足だったり、不眠症だと充分な睡眠時間が取れずに集中力・理解力・判断力が低下します。

快適に眠るためには、寝室の環境を整えることから始めることができます。

寝室を眠れる温度・室温にする

寝るときの寝室の温度は夏と冬では適切な温度が違います。

・夏は25℃以下
・冬は15℃以上

を目安に寝室の温度を保つと快適に眠ることができます。あくまでも目安なので、厚手のパジャマを着ていたり、毛布をかぶっていたりすると若干の変化がありますので、快適だと思う温度に設定するといいです。目安の温度から調整すると適切な温度に早く調整できます。

寝室の湿度を調整する

寝室の湿度は50～60%が眠りやすいと言われています。夏は高めにして、冬は低めにするとちょうど良い湿度になります。

除湿やクーラー、除湿機を使って寝室の湿度を調整するといいです。冬は、室内の空気が滞りやすいので扇風機などを使って空気を循環させると睡眠環境が良くなります。

寝室は暗めにする

部屋の照明が明るいと眠気が覚めてしまいます。そのため、就寝前には明るい照明ではなく間接照明にしたりして、目に入る光量を減らすようにします。

また、部屋の外からの光も遮るためにカーテンもしましょう。

音が耳障りで眠れないこともあります。室外機や洗濯機・冷蔵庫などの音も睡眠の邪魔になることがあります。

マットレスや枕を自分に合ったものにする

マットレスの硬さや枕の高さが自分に合っていないと寝苦しくなります。無理な姿勢で寝ると肩こりがひどくなったり、疲れが取れなかったりする原因の１つになると言われています。

体の骨の位置が無理のない姿勢で寝ることが理想的です。

寝るときはパジャマに着替える

部屋着やジャージのまま寝る人もいると思いますが、通気性や保湿性が悪く睡眠には適していません。

締め付けることがなくリラックスして寝ることができるパジャマで寝るのがいいです。通気性も保湿性もよく、肌触りもいいのでおすすめです。生地はコットンやシルク素材がいいです。

まとめ

眠りやすい寝室にするためには、

・部屋の温度は15℃～25℃
・部屋の湿度は50～60%
・空気や朝日が入る窓
・照明は間接照明が良い
・寝室を暗くして寝る
・マットレスや枕は自分に合ったものにする
・パジャマで寝る

と言った睡眠環境を整えると眠りやすくなります。