インフルエンザの予防接種を打つときに、事前に「インフルエンザ予防接種予診票」を記入します。
質問事項の回答次第では、インフルエンザ予防接種を受けることができない場合がありますので、予防接種を打つときには確認しておきましょう。
インフルエンザ予防接種を受けられない人
インフルエンザワクチンの予防接種を受けるのに不適切な人として、予防接種実施規則第6条に記載されています。
- 予防接種当日、37.5℃以上の熱がある人
- 重篤な急性疾患にかかっている人
重篤な急性疾患とは、急に症状が発生し進行が早い病気のことで、病気の今後の変化が分からない可能性がある人 - インフルエンザ予防接種でアナフィラキシーショックを起こした人
- その他、医師が予防接種を受けることが不適切と判断した人
インフルエンザ予防接種を受けるのに医師に相談が必要な人
予防接種実施要領では、インフルエンザ予防接種を受けるのに、接種要注意者を示しています。予防接種を行なった際に、副作用が発生しそうな場合など医師と十分に相談しましょう。不安があったり、納得できないときは接種を控えるように厚生労働省では伝えています。
- 心臓病、腎臓病、肝臓病や血液の病気などの人
- 発育が遅く、医師、保健師の指導を受けている人
- カゼなどのひきはじめと思われる人
- 予防接種を受ける2日以内に発熱、発しん、じんましんなどのアレルギーを疑う反応があった人
- 薬の投与又は食事(鶏卵、鶏肉など)で皮膚に発しんが出たり、体に異常をきたしたことのある人
- 今までにけいれんを起こしたことがある人
- 過去に本人や近親者が検査によって免疫状態の異常を指摘されたことのある人
- 妊娠の可能性のある人
- 気管支喘息のある人