トイレに行って脳卒中などで倒れてしまう人が多いですよね。それは、うんちを出したり、おしっこをしたりするときに血圧が上がったり、下がったりするためです。

トイレでの血圧の増減幅を小さくするための方法をまとめました。

トイレでいきむと急激な血圧変動を起こす！

うんちをするときにいきむと血圧が下がり、心拍数が上がります。いきみ終わると血圧が上がり、心拍数が下がります。

トイレでうんちをするときにいきむと血圧の急激な上昇と低下を繰り返すため、血栓症や脳卒中などの発作を起こしてしまうのです。

便秘を予防するためにしたい2つの簡単なポイント

いきまずにうんちをするためには、便秘予防をして適度な硬さにすることが大切になります。

起きたら1杯の水を飲む

便秘を防ぐには、水分をしっかりと飲んでおかないといけません。特に朝は寝ている間に汗をかいて水分が減っている状態なので、コップ1杯分の水を飲むようにします。

腸の動きを活発にして排便を促すのと、血液もドロドロになっているため、サラサラ血液にするのに朝の1杯の水はおすすめです。

食物繊維の多い食品を食べる

便秘を防ぐには食物繊維をたくさん食べることがいいということは誰もが知っていることですよね。

食物繊維を多く含む食品の代表的なものは、野菜・きのこ・豆・海藻などあります。毎日の食事の中で取り入れられるようにするといいです。

おしっこを我慢すると血圧が上がる

おしっこを我慢するのも血圧を上げることになるので、長い時間我慢しないのがポイントです。

我慢し過ぎれば、し過ぎるほど血圧が上昇して危険です。そのあとに、おしっこをすると急に血圧が下がり、意識を失う排尿失神を起こしやすくなります。これは、男性に多く見られます。

トイレは我慢しないで、早めにいくようにしましょう。

食物繊維の働きと多く含む食品

食物繊維には、水に溶けやすい水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維があります。

水溶性食物繊維は、腸内の余分な物質を吸着してうんちとして体外に排出し、高血圧の原因であるナトリウムも一緒に体外に排出するので、血圧の上昇を抑える働きがあります。

水に溶けにくい不溶性食物繊維は便通を良くする効果があります。

食物繊維を多く含む食品リスト