熱中症の症状がみられた場合、意識があるか・ないかを確認することと、嘔吐や吐き気が無いかを確認することが大切になります。
このような症状の時は、無理やり水を飲ませたりすると気管に入ってしまい危険な状態になる可能性があるため、すぐに病院に運びましょう。
病院に運ぶ時に注意すること
熱中症で意識が無い時や、吐き気などで自分で水分補給することができないなどの重症化してしまった時には、速やかに病院に搬送したほうがいいです。
携帯電話やスマホを持っていると思いますので、119番に架けて救急車を要請しましょう。
場所をきちんと伝える際に、住所や目印、公園名などを伝え、熱中症が疑われることを伝えて「いつ、誰が、どのように」なったのか情報を伝えます。
119番に架けたら、電話はこちらから切ることはしないようにしましょう。対処法を色々と教えてくれますので、「何をしたらいいですか?」と聞くといいです。
救急車が到着したら、症状やどんな手当をしたかを伝えます。救急車には状況を把握している人が同乗するようにしましょう。
病院に運ぶ時の移動手段と注意点
救急車を呼ぶとき
- 119番に連絡する
- 場所を正確に伝える
- 熱中症の疑いと症状を伝える
- 電話は自分から切らないようにする
- 救急車が到着
- 容体やどのような手当てをしたか伝える
- 状況が分かる人が救急車に同乗する
車で運ぶとき
症状が軽い時や近くに病院がある場合には、自家用車やタクシーを使って病院まで連れていきましょう。
車内は冷房を効かせて、体を冷やすようにします。
搬送する先の病院に、救命救急、集中治療の施設がある病院や、内科や小児科の診療科目がある病院に搬送しましょう。
病院に連れて行く前に、事前に連絡して対応可能か確認するといいですよ。