65歳以上の高齢者になってくると、熱中症になりやすく、回復にも時間が掛かり、重症化する傾向にあります。
こまめな体調管理と水分補給、塩分摂取などの予防対策が必要となります。
夏場だけでなく、高齢者の場合は5月頃から熱中症で病院に搬送されますので早めの対策をしましょう。
今回は、高齢者の熱中症予防のためのチェックシートを準備しました。
高齢者の熱中症チェックリスト
- 顔色が悪い
- 赤い顔をしている
- 熱っぽい
- 頭の痛みを訴えている
- 体がだるそう
- 汗を大量にかいている
- 汗が出ず、皮膚が乾燥している
- 風邪をひいている
- 血圧が低い
- 薬を飲んでいる
- 動きが鈍い
- 手や足がしびれている
- 水分を摂っていない
- トイレに行っていない
おじいちゃんやおばあちゃんは、本当に気づかないんですよね。特に外出するときには、家族や周囲の人が水分補給や塩分摂取、休憩など気配りしないといけませんね。
高齢者が熱中症にならないための予防法とは?
熱中症は気温や湿度が高い時だけ起こりやすいと思われがちですが、体調や暑さに対する慣れも影響しますので注意が必要です。
高齢者の熱中症予防策
- 部屋の温度、湿度をチェックしましょう。
高齢者は、暑さや寒さを感じにくくなり、体感に頼るのは危険です。目視できちんと分かるように温度計や湿度計を置いて確認しながら、風通しを良くしたりして室温27~28℃、湿度50~60%になるようにしましょう。 - 暑さを避けましょう。
暑ければエアコンを活用しましょう。電気代が勿体ないからとエアコンを使わない人が多いですが、冷やし過ぎに注意しながら適温にするのに最適です。また、すだれや保冷剤などで首や脇の下、足の付根を冷やすのも効果的です。 - 水分補給を忘れずにしましょう。
喉が渇いた時には脱水症状の初期症状です。放置すると危険ですので1時間に1回、100~200mlの水を飲むようにして脱水症状に注意しましょう。
エアコンや扇風機で涼しくすることと水分補給は忘れないようにしないといけませんね。あとは夏バテになって体力が低下しないように栄養バランスの良い食事も大切!予防と対策で夏を乗り切りましょう!