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排便時の体の仕組みを知ったら分かる!前かがみの姿勢が無理なく出る理由

排便をスムーズにするためのトイレに座る姿勢があることを知っていますか?トイレに普通に座って排便していました。便秘で出そうで出ないときは、体を何となく前かがみにしていきむことで出したりもしていますし、お腹をマッサージして「うんち、出ろ!出ろ!」と念じながら腸もみをしたりしていました。排便するとき、何気に前かがみになって踏ん張っていたのはいいみたいです。その理由について教えてもらいましたので紹介します。

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トイレに座る姿勢は前かがみが良い

経験上、トイレに座って残便感が残っているときに前かがみになるとうんちが出やすいような感じを受けていました。スムーズに出るときは前かがみになる必要はなく、スルッと排便することができますが、旅行に行ったときは特に便秘になりやすいです。家に帰って来てから排便するのに、お腹に力を入れていきんでも出ないときは前かがみになって踏ん張ることもあります。

あまり強くいきんだり、長時間いきみ過ぎると血圧が上がったり、血栓が飛んで良くないようですが、トイレに座る姿勢を前かがみにするだけで便が出やすくなります。

前かがみになると便がでやすくなる体の仕組みを教えてもらいましたのでまとめました。

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前かがみになると排便しやすくなる

トイレに座ったときに姿勢画像です。普通に座ると画像のような状態ですよね。この状態だと、腸は恥骨直腸筋(ピンク色)によって引っ張られていて便が出にくい状態になっています。恥骨直腸筋に腸が引っ張られて真っ直ぐではなく約130度の角度が付いています。これを直腸肛門角といい、この角度を無くして腸を真っ直ぐにすることで排便しやすくなります。

前かがみに座ることで腸を引っ張っていた恥骨直腸筋が緩み、腸に付いていた角度が無くなり真っ直ぐな状態に近くなります。真っ直ぐな状態なら中に入っている便を押し出しやすくなりますよね。これが前かがみになるメリットです。

何気に前かがみになって排便しているときがありますが、体の仕組みを知ることでなるほどってなりますよね。

排便しやすくする他の方法

トイレで長時間座っていることは、あまり良くないことだそうです。本を読んだり、新聞を読んだり、スマホをいじっていたりしてトイレに座っている時間が10分とか20分とかなる人がいますよね。また高齢者になると数時間もトイレに入りっぱなしの人もいます。トイレに長時間座った状態にいると痔になりやすくなり、いきむ時間が長いと血圧が上がって脳卒中になることもありますので注意しましょう。

排便時に前かがみなること以外でも便を出やすくする方法がいくつかありますので、試してみては如何でしょうか。

【排便しやくする方法】

・上半身を左右にひねる
・上半身を前後に揺らす
・小腸もみや大腸もみをする
・腹式呼吸をしてリラックスする
・お腹を膨らませたり凹ませたりする

などの方法を試してみると便意がきてスムーズに排便することができるときがあります。

まとめ

排便するときの座り方についてお伝えしましたが、トイレの便座に座っているとき、もうすぐ出そうなのに出ないときには、排便しやすくする方法をいくつか試してみるといいです。詰まっている硬い便がポロッと出れば、その後に詰まっていた便がポロポロっと出てくることがあります。

あとは、運動不足を解消するのがいいかも知れません・・・と私は個人的に思いますね。特に腹筋運動をしたあとはお腹がグルグルとなり、便通が良くなることが多いと感じます。運動不足解消のために歩いたり、腹筋運動をしたりするのもいいと思いますよ。

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