頭が痛くなると、仕事や勉強・家事などに集中することができなくなります。頭全体にズッシリと痛いときには、痛み止めを飲んでも痛みが数時間は緩和されないことが多く、頭を抱えて痛みを我慢することが多いです。
頭を締め付けられるような痛みの頭痛の症状は緊張型頭痛なので、緊張型頭痛の特徴と対処法を4つお伝えします。
目次
締め付ける頭痛の原因
締め付けられるような鈍痛、首や肩のこりがある、めまいや吐き気を伴うなどの頭痛の症状を経験したことがあるという人は多いと思います。その頭痛は、緊張型頭痛というもので、疲労や不安や緊張などのストレスが主な原因となります。
ストレスにより肩や首の筋肉が緊張して頭痛を引き起こします。性別や年齢を問わず多くの人に見られる症状です。
締め付ける頭痛の症状の緊張型頭痛の特徴
緊張型頭痛の特徴としては、頭全体が締め付ける感じの頭痛が起こることです。また、同じような痛みが毎日のように繰り返して起こることも特徴の一つですし、めまいや肩こり・首などのこりの症状もあります。
血管が収縮している状態が長い時間続く状態に陥ると、緊張型頭痛の頭の痛みが起こります。
緊張型頭痛が起こる原因
緊張型頭痛とは、頭全体、または後頭部を中心に締め付けられるような痛みが症状として現れます。原因は、ずっと同じ姿勢でいる事により、首筋から肩にかけて凝った状態になり、頭痛を誘発します。
仕事でデスクワークをしている人、そして受験勉強に勤しむ受験生などがよく緊張型頭痛を訴えるケースが多いです。また、精神的ストレスにより、神経や筋肉の緊張を高めて頭痛の症状が出ることもあります。
締め付ける緊張型頭痛の症状の対処法
締め付けるような痛みが生じる緊張型頭痛は、血管が収縮して血流が悪くなり、乳酸などが溜まることで神経を刺激して「頭が痛い」という症状を引き起こします。
締め付けられるような痛みを解消するためには、この血管が収縮している状態を改善することが重要になりますので、痛い場所を温める・ストレッチをする・温かい飲み物を飲む・ストレスを解消するの4つの対処法を紹介します。
痛い場所を温める
締め付けるような痛みが起きるのは頭の横の筋肉や肩や首の筋肉が緊張して起きてきます。筋肉が緊張して血流が悪くなり、その結果頭痛が起こります。頭の両側または全体をギューッと締め付けられるような痛みを取り除くための対処法は温めることです。
痛む場所、後頭部や側頭部を温めるのもいいですが、肩や首の筋肉が硬くなる凝りの状態が引き起こしていることが多いので、肩や首をタオルや「 あずきのチカラ 首肩用 」で温めると徐々に痛みが和らいでいきます。
私も頭痛持ちなのですが、頭痛のときに目用や首肩用のあずきのチカラを使っていて、その効果を実感していますので、おすすめです。
ストレッチをする
締め付けるような頭痛の症状の対処法としてストレッチをする方法があります。肩や首のストレッチはもちろんですが、今回は目のストレッチを紹介したいと思います。
目のストレッチのやり方は、目をギュッと閉じたり、左右上下と眉間を動かさずにゆっくり行います。あまりに締め付けがひどいときは無理せず、ゆっくりギュッと閉じたり、開いたりを10回繰り返すだけにしましょう。
そして最後に、後頭部の首の付け根の少し上辺りを軽く指の腹で押さえます。首の中心より2cmほど外側の位置を両方一緒に押さえると、目の奥にジーンと刺激を感じると思います。ここが凝ってると目が疲れやすく緊張型頭痛を引き起こしやすいので、肩や首のストレッチをした最後に、軽く押しておくといいです。
温かい飲み物で身体を温める
簡単で身体に負担の少ない方法としておすすめなのが、温かい飲み物で身体を温めることです。白湯やショウガ湯、血管拡張作用のあるコーヒーなどを飲むことで身体を冷やさずに血流を良くすることができます。身体を冷やしてしまうと、頭痛が逆に酷くなってしまうので注意しましょう。
ストレスを溜めない
過度な期待や緊張などからストレスを日々感じることがあります。適度なストレスのときは問題ありませんが、過度なストレスを感じるようになると肩や首・背中に力が入り、筋肉が緊張することで頭部への血流が悪化して痛みが生じます。
筋肉の緊張をほぐすために、首を回したり、肩を回したりすることで緊張をほぐし、筋肉の凝りをほぐすことで血流を改善するようにします。また、休みの日などは、気分をリフレッシュするために軽い運動をしたり、どこかに出掛けたりするなど、自分にあったストレス解消法を見つけるようにしましょう。
まとめ
締め付けるような頭痛がある時、日常生活を送るだけでも辛い時があります。痛み止めを飲むことで解消することもありますが、効かなかったり、飲み過ぎると効果がなくなってしまうことがあります。それに、副作用(副反応)として、眠気がすることもあります。
仕事中や車の運転をするときには、痛み止めを飲むことができない場合がありますし、飲みたくないという人もいます。
緊張型頭痛の原因が分かれば、対処法・解消法も必然的に見つかります。今回、紹介した4つの治し方についても一例です。こんな方法が自分には合っているかも知れないという方法があれば試してみるといいです。