家族や会社・学校など周りの人が風邪を引いてしまうと周りの人に風邪がうつります。咳やくしゃみをするときに手で口と鼻を抑えてすることがありますが、これは正しい咳やくしゃみを抑える方法ではありませんので、今回は正しい咳・くしゃみの仕方を紹介します。
風邪は人にうつる
小児科などの病院に行くと、風邪を引いてマスクをしている子供や大人がいます。マスクをしている人が多いですが、マスクをしていない人もいます。
マスクをしていても、鼻周りや頬のところに隙間があると、風邪のウイルスがそこから飛散してしまいます。
マスク無しで咳をすると風邪のウイルスは4~5mも飛散すると言われていますので、目の前にいる人はまともに風邪のウイルスを受けて体内への侵入を許してしまいます。風邪の場合は、ウイルスが体内に侵入しても必ず発症するという訳ではありません。
口と鼻を出て抑えてする咳・くしゃみは間違い!
マスクをしていない人が、咳やくしゃみをするときに手で口を隠すように覆ってしますが、その手には風邪ウイルスがたくさん付着しています。
その手で・・・
- 手すりを触ったり
- お金を支払ったり
- 握手したり
- 商品を渡したり
- ドアノブを触ったり
- 書類を渡したり
- 電話機の受話器触ったり
することで、ウイルスがこれらに付着して、間接的にウイルスをばらまいてしまっていることになります。
正しい咳やくしゃみの仕方
正しい咳やくしゃみの方法としては、タオルやハンカチで口元を押さえてすることで飛散を防止して、音も小さくするということが一般的です。
でも、とっさに咳やくしゃみが出てしまうときや、タオルやハンカチを持っていないときには、肘を曲げて、肘の内側で口を抑えてするようにします。この方法は、海外では一般的で咳やくしゃみの正しい方法として紹介されています。
日本では、あまり聞かない方法ですが、合理的な方法ですよね。
風邪かなと思ったらマスクをして、人にうつさない様にしたり、人からうつされない様にしたりしましょう。