先日、身近な人がアスペルガー症候群だという診断を受けたと聞き、ビックリしました。話しかければ返事をしてくれますし、挨拶もしてくれました。自分の話になると、話が止まらないとか、話していて的がズレてきているということはありましたが、気にもしていませんでした。
身近な人がアスペルガー症候群ということで、アスペルガー症候群の特徴を調べてみたら、いい特徴と良くない特徴がありましたのでお伝えします。
アスペルガー症候群かもしれない特徴
基本的な特徴はコミュニケーションを取ることが苦手ということです。話し続けるか、聞くばかりでお互いに会話のキャッチボールをするということが苦手なため、自分勝手とか積極性が無いと誤解され、空気が読めない人と言われることが多いです。
会話のキャッチボールが出来ない
- 一方的に話し続ける(積極奇異群)
- 相手の話を聞くばかり(受動群)
- 思ったことや余計なことをそのまま言ってしまう
礼儀知らずで非常識な行動をとる
- 敬語を使わない
- 自分が悪くても謝らない
臨機応変に対応出来ない
- 突然の時間変更や中止に対応できない
- 自分の仕事が終わると何をすればよいのか分からない
- 飲み会などの誘いをいつも断る
上司や目上に人に敬語を使わないで、友達感覚で話をすることで、周囲から馴れ馴れしいと思われたり、周りは忙しいのに、仕事が終わったからといって自分だけ帰ってしまいひんしゅくを買ってしまったりします。
アスペルガー症候群のいい特徴
アスペルガー症候群は良くない特徴だけでなく、良い特徴もあります。良くない特徴だけが症状として現れるのであれば、早期に気が付くことができるのかも知れませんが、良い面もあり、すごい能力を発揮することがあります。
- 既成概念にとらわれない感性が鋭い
- 自由な発想力と自分の思ったとおりに行動する
- 単純作業を嫌がらずに行なう
- 記憶力がとても良い
- 独創的な感性を持っている
- 関心のあることについてはすごい集中力を発揮する
- 真面目に物事に取り組む
様々な人と接客するような営業職などは難しいですが、専門的な知識や技術が必要な職種、集中力が必要な仕事、感性が求められる仕事などに向いていることがあります。