ニキビが収まったあとに茶色いシミが残ることがあります。顔にニキビができているときも気になりますが、収まった後にニキビ跡が出来てしまうとこれも気になってしまいます。
ニキビ跡のシミ、茶色い色素沈着を消すための方法についてまとめました。
ニキビ跡の茶色いシミの原因
ニキビの跡に茶色いシミが残ることがあります。これは、ニキビが炎症したときにメラニン色素が生成されるため茶色い色素沈着のシミが出来てしまいます。
健康な肌であれば、メラニン色素が生成されてもターンオーバーで肌が新しくなることで白い肌に戻りますが、ニキビ跡の色素沈着は肌の奥までダメージを受けていることが多く、メラニン色素が残ってしまうため、茶色いシミが残ってしまいます。
色素沈着したシミを消すのに有効なハイドロキノン
スキンケアの定番として、シミを消すのにはハイドロキノンを含む軟膏を塗ることが効果的ですが、ニキビ跡のシミにもハイドロキノンは有効です。
メラニン色素に紫外線が当たったりするとチロシナーゼ酵素の働きで黒色メラニンに変化してしまい、シミの原因になってしまいます。
ハイドロキノンはシミの原因になっている色素沈着のチロシナーゼの働きを抑止し、メラニン色素の生成も防ぐことができます。
でも、ハイドロキノンには副作用があり、痛み・かゆみ・肌の乾燥に注意する必要があります。
ハイドロキノンを使わないシミの消し方
人の肌は、新しい肌に生まれ変わっています。肌のターンオーバーが正常に行なわれれば、シミになっているメラニン色素は徐々に排出されてシミが無くなっていきます。
ターンオーバーが正しく行なわれることでシミを消すことは可能ですが、時間は掛かります。肌のバリア機能を回復させて、水分量を保つことも大切な要素になってきます。
ニキビの予防は男性ホルモンを抑制することにありますので、男性ホルモンを抑えるために食事内容・生活リズムなどの規則正しい生活が必要になります。