詰まった毛穴に溜まった皮脂が化膿してしまい、黄色ニキビになった状態のニキビは、痛みとかゆみがあり、早く治したいと思いニキビを潰して自分で膿を出してしまうことがありますが、自分で膿を出してしまうと、ニキビ跡が残ることがあります。
黄ニキビになってしまった時の治し方とケア方法、ニキビ跡を残さないための正しい知識をお伝えします。
黄ニキビは自分で潰さない
黄ニキビまで悪化してしまったニキビは、見た目も良くなく、ちょっと皮を引っ張ったりしたら、膿が出る状態なので自分で膿を出してしまうことがありますが、自分でニキビを潰してしまうことがニキビ跡になる原因です。
炎症を起こし、通常以上に広がってしまっている毛穴の状態のため、潰したあとの傷跡は、広がり、凹んだ毛穴のまま皮膚が再生するためクレーター状になってしまいます。
ニキビ跡を残さない黄ニキビの対処方法
ニキビが膿んでしまったら炎症を抑える必要がありますので、皮膚科や専門医で診てもらい、抗生物質や外用薬を使って沈静化させることが大切です。
黄ニキビを治すためには、まずは炎症を起こし化膿してしまった状態を軽減させることです。
しかし、炎症を抑えるだけではニキビは治りませんので、その後の肌ケアもたいせつになります。
黄ニキビのときの肌ケア
ニキビの炎症を抑えながら肌のケアも行なっていくことが大切です。ニキビ跡が出来てしまう原因は毛穴の広がりであり、皮膚組織が破壊されてしまったことが原因です。
クレーター状になってしまったニキビ跡を改善することは、自分でケアしただけでは難しいこともありますが、綺麗な肌にするために大切なことをまとめました。
肌ケアとしは、
- 低刺激のもので洗顔してニキビ周辺を清潔に保つ
- ビタミンC・Eを含むニキビ用化粧水や美容液で保湿する
生活習慣としては、
- 肌の新陳代謝をアップさせる栄養素を食事に取り入れる
緑黄色野菜(ビタミンA)、まぐろやレバー(ビタミンB6)、大豆・卵・魚介類(タンパク質)、果物(ビタミンC)などを摂取することでコラーゲンを促進したり、抗菌化作用で肌を守ります。 - しっかりと睡眠を取る
睡眠をしっかりと取ることは、成長ホルモンの分泌を促し、肌の修復や再生を行なってくれます。 - 血流を良くして新陳代謝を促進させる
ウォーキングやランニングなど適度な運動をしたり、入浴することで毛穴を開き、毛穴の汚れを落としやすくすることができます。 - ストレスを発散して男性ホルモンの分泌を抑える
緊張状態が続くと交感神経が活発になり男性ホルモンが分泌されるため、リラックスして副交感神経を活性化することで肌の調子を整えることができます。