便秘のときはお腹を「の」の字にマッサージすると良いと聞きますよね。だから、子供の頃から便秘になると手のひらでお腹をマッサージしていました。先生が言うには、「の」の字にマッサージをするのはいいけど、ただ押すだけではなく「腸を揉む」ほうが刺激を与えることができいいようです。腸もみをする前に自律神経を整えて、腰や背中の筋肉をほぐす準備運動をすることで腸に刺激を与えるといいそうです。
腸もみをする前に準備運動
便秘気味だなと思ったり、トイレの便器に座ったときに便の出が悪いときにお腹をマッサージしますが、腸の周りにある筋肉が硬直していたり、硬くなっていると腸を揉むのではなく筋肉を刺激しているだけになることがあるようです。
自律神経は、交感神経と副交感神経があり、交感神経は緊張・ストレスなどを感じているときに優位になり、副交感神経はリラックス・休息・睡眠のときに優位になるため、腸もみをする前にはリラックスして副交感神経を優位にするといいです。
自律神経を整える腹式呼吸
筋肉をほぐす腰のストレッチ
のやり方・方法についてまとめました。
自律神経を整える腹式呼吸
仰向けに寝て、鼻から息を吸い込みお腹に空気を送り込むように、お腹を膨らませます。
息を吸う秒数は約5秒くらい掛けて吸います。
続けて、口から息を吐きます。吐くときは、お腹をへこませます。
息を吐くときは、ゆっくりと10秒～15秒くらい掛けて吐き出します。
この呼吸法を腹式呼吸といい、ゆっくりと呼吸をすることで自律神経を整えることができリラックスでき、お腹を大きく膨らませたり、へこませたりすることで腸への刺激にもなります。
筋肉をほぐす腰のストレッチ
仰向けに寝た状態から両膝を立てて、お腹の力を抜きます。
両膝を右にゆっくりと倒して30秒キープしたら、元に戻します。
次に両膝を左にゆっくりと倒して30秒キープしたら、元に戻します。
左右10回ずつ倒すことで、お腹・背中の筋肉をほぐします。
まとめ
準備運動しなくても腸もみをするだけで便意がきたり、排便がくることがありますが、準備運動することで腸への刺激をよりしやすくなる感じがします。筋肉の緊張がほぐれて緩くなっている感じがあります。
準備運動をする前とした後では、腸に溜まっている便の溜まっている位置が分かります。触ると少し硬い部分があり、ここに便が溜まっているという箇所が分かりやすくなります。
時間のあるときに準備運動も合わせて腸もみをするといいと思います。