風邪の症状と感染してからの段階的な現れ方について

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風邪は1年間を通してみられる症状で、症状は比較的ゆるやかで発熱しても37度～38度と微熱の範囲で回復することが多いですが、風邪の症状と初期症状からの段階的・経過的症状の現れ方についてまとめました。

風邪をひいてしまう原因

風邪は、ライノウイルス・コロナウイルス・アデノウイルスなど、空気中に浮遊しているウイルスを吸い込み、鼻や喉の粘膜に付着してウイルスが増殖、炎症を起こすことで鼻水や咳・痰（たん）などの症状が出ます。

風邪になるウイルスが体内に侵入してから、症状が出始めるまでの潜伏期間は5～6日とされています。

初期症状としては、鼻や喉の違和感や不快感からはじまります。鼻からウイルスが侵入して炎症を起こすと鼻水・鼻づまり・くしゃみの症状が現れ、口からウイルスが侵入して炎症を起こすと咳・たん・のどの痛みの症状が現れます。

さらに症状が進むと、頭痛・寒気・発熱などの症状が現れます。風邪を引いた人がみんな同じ症状が現れる訳ではなく、そのときの体調や体力によって症状が異なります。

小さい子供の場合は、腹痛や嘔吐・下痢などの症状も引き起こすことがあります。

鼻水・鼻づまり・せき・喉の痛み・頭痛など局所的な症状は3日程度で回復し、発熱した場合でも1週間程度で治ります。